昨日は愛知県の小学校で行われた保健委員会にて
子どもの姿勢について講演させていただきました。
「正しい座り姿勢で集中力アップ!」
便利過ぎる社会の環境は、わたしたち大人だけでなく、
子どものからだにも大きな影響を及ぼしています。
日本体育大学が5年に一度のペースで、教育現場の先生方を対象に
「子どものからだの調査」を行っていますが、それによると、
背中がぐにゃぐにゃ
視力の低下
すぐ疲れたという子
首や肩こり・腰痛
などなど、一昔前では聞こえてこなかった子どものからだのおかしさが
上位にランクインされています。
外遊びの減少、運動不足、生活リズムの乱れ…etc.
子どもらしい生活が失われている現状は本当に何とかしたいものですが、
今回の目的は、それらに大きく関係している姿勢をサポートすること。
授業中も自分のからだを支えることができないという児童が、
1クラスの過半数を占めているという現状に、
今回養護教諭の先生からの熱いメッセージをいただき、
姿勢指導を担当させていただきました。
事前におこなった子どもたちのアンケートでは、
「良い姿勢をしてもすぐに疲れちゃう!」
「本当の良い姿勢ってどんな姿勢?」
などなど、子どもだって大人と同じなんですよね。
先生にもご協力いただいて、体重を置くポイントを解説しながら、
全員で椅子の座り方の実践!
子どもは多くを語るより、身体で体験してもらうことが一番!
そして座り方の実践に続いて、
☆☆”姿勢のびのびストレッチ体操”☆☆
いつもとの目線の高さの違いにびっくりしたり、
隣りの友だちの姿勢を見て「おっ、変わった!」と喜んだり、
みんなの素直な反応が微笑ましぃー^^
最後に復習したあとの児童たちは、
座り姿勢だけでなく、心の姿勢も変わっているようでした。
冷房のない体育館で1時間という時間の講演にもかかわらず、
集中力をもって聴いてくれた児童たちに感謝♡
“身体を通して心も育てる”
今回も姿勢教育の大切さを感じた一日となりました。